倉敷美観地区にある大原美術館は、新型コロナウイルスの影響で人件費などを削減するため、あす2日から3月末までの間開館時間を短縮します。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で開館に伴う人件費や光熱費などを削減するため、今月2日から3月末までは午前9時から午後5時までの開館時間を、午前10時から午後4時までに短縮します。
また、先月からは隣接するミュージアムショップも当面の間、週末と祝日のみの営業としています。
モネの『睡蓮』やエル・グレコの『受胎告知』といった世界的な名画を数多く展示する大原美術館には年間およそ30万人が訪れています。
去年は4月初旬から8月下旬までのおよそ4カ月半にわたり臨時休館しました。
再開後も入館できる人数を制限しているため、今年度の入館者は例年の2割ほどとなる見通しで、厳しい経営が続いています。
今後の開館については新型コロナウイルス感染拡大の状況をみながら判断していく方針です。




