2018年7月の西日本豪雨で浸水被害を受けた倉敷市真備町の真備図書館が復旧工事を終え、きょう(30日)から元の場所で再開しました。
再開を記念したテープカットが行われ、午前10時の開館と同時に真備町内外から多くの利用客が訪れました。
真備図書館は西日本豪雨で3メートル50センチ浸水し全壊。
およそ12万7000点の本や資料が水没しました。
2019年7月からは真備公民館内で仮設図書館として再開。
一般の人や団体からの寄贈もあり、きょう(30日)の再開に向け、およそ10万点が集まりました。
およそ760畳の広々とした1階スペースには一般書や児童書に加え、真備町ゆかりの推理作家横溝 正史の親族などから寄贈された書籍コーナーが設けられています。
また、授乳室や読み聞かせ室なども備えられました。
きょうは再開を記念し、本を借りた先着100人に手作りのしおりが贈られたほか真備町に関わる65人から寄せられた、散文や詩などを掲載した文集が公開されました。
訪れた利用者は目当ての本を借りたり、気になる本を試し読みしたりして、久しぶりの真備図書館を堪能していました。
再開した真備図書館の開館時間や休館日はご覧の通りです。
開館時間 午前10時~午後6時
月曜日・毎月最終金曜日休館




