新春を祝う毎年恒例の人形展が、倉敷美観地区のギャラリー工房イクコで開かれています。
今年の干支「丑」の人形や、晴着を着てにっこりと微笑む少女…。
会場には、市内外で活動する作家10人が作った人形などおよそ50点が並びます。
こちらは、倉敷市の創作人形作家小河原幸枝さんが作った七福神です。
幕末から戦前に織られた古布と呼ばれるちりめんを使い、細かい部分まで表現しています。
このほか、招き猫や羽子板など新年のおめでたい作品が揃います。
また、これに合わせてアンティークの雛人形や雛道具も展示されています。
江戸時代から昭和時代に作られた歴史を感じるものが並び、中には、昔の宮中の正式な方法で着物を着た貴重な明治時代の雛人形も。
古いものから新しいものまでが一堂に会し、にぎやかに新年を祝う展示となっています。
「人形展古き良きもの、新しき良きもの…」は今月11日(月)まで開かれています。




