玉野商工会議所が、新年互礼会を開催しました。
互礼会には、市内の企業などから、例年より100人ほど少ない140人が出席しました。
例年、立食形式で行われますが、今年は飲食を取り止め、座席を用意して参加者同士の距離を取り、挨拶用のマイクは話す人が変わるごとにカバーを替えるなど、新型コロナ対策を徹底して開かれました。
新型コロナの影響で、玉野市内の多くの企業が打撃を受けています。
玉野市の黒田晋市長は、新型コロナ対策や新たな市民病院経営などを進めながら、玉野商工会議所と相談を続け、今後も必要な施策を取っていくと話しました。
また、会では玉野市の主要産業を担う三井E&Sホールディングス玉野事業所の造船事業縮小について協議中であることが報告されました。
玉野商工会議所は、玉野市や岡山県などと共同で、三井E&Sホールディングスの事業再生計画の見直しによる地元企業への影響を調査するアンケートの準備を進めています。
アンケートは、今月中旬に地元企業に送られ、国に対する支援の要請などに使用する予定です。
倉敷商工会議所、児島商工会議所、総社商工会議所の新年互礼会は、今年は中止となっています。




