大分県別府市で誕生した人気の体験型交流イベント「ハットウ・オンパク」の手法を街づくりの活動に活かしてもらうおうと、研修会が総社市で始まりました。
研修会は社団法人ジャパン・オンパクが呼びかけて開きました。総社市内で活動を続けるNPO法人吉備野工房ちみちが手がける「みちくさ小道」が体験と交流を取り入れた『オンパク手法』で成功をおさめていることから総社市で研修会が行われました。研修会には街づくりや地域活性化に関心のある総社・倉敷・岡山の市民をはじめ中国・四国地方からおよそ50人が参加しました。ジャパン・オンパク代表理事で観光カリスマにも選ばれている鶴田浩一郎さんは講演で地域再生のキーワードの一つに「よそ者と女性」を挙げ、地元の人にとっては当たり前の風景や産物が観光客にとっては珍しく感じると話し「今までと違う目線で地域を見つめなおすことの必要性」を説明しました。オンパク手法は現在、全国8つの地域で取り入れられていて、総社のみちくさ小道は過去4回の開催で1000人以上が参加するなど成功し、夢づくり県民大賞なども受賞しています。研修会はあすとあさっても行われ実際に体験型プログラムを考案するワークショップなどが行われます。




