玉野市スポーツ振興財団の口座から不正に3880万円あまりが引き出された問題で17日、8回目の百条委員会が開かれました。
8回目の百条委員会では玉野市側から刑事手続き、民事手続きの報告が行われました。
刑事手続きについては業務上横領罪に問われた元経理担当職員の四宮貴弘被告に対して先月25日に広島高裁岡山支部で懲役1年6カ月の実刑判決が言い渡されたことが報告されました。
四宮被告は翌日の26日に最高裁判所に上告をしています。
民事手続きについては、9月30日に四宮被告から400万円の入金があり、その後11月中旬に被告の父親を連帯保証人とした月々10万円の返済の申し出があったことが説明され10万円の返済では、出捐金の回収に30年以上かかることから、相手方と協議を進めることも報告されました。
また、この日の百条委員会では、玉野産業振興公社と玉野市公園緑化協会の事務局長など4人を参考人として呼びお金の管理監督体制の確認も行われました。
次回の百条委員会は来年2月17日に最終報告書のとりまとめを行う予定です。




