今月3日に発生した土砂崩れで通行止めが続いていた総社市中尾の県道美袋井原線の復旧工事がいったん終わり、けさ(8日)から片側通行できるようになりました。
総社市中尾では3日の夕方に数回、土砂崩れがあり、幅20mにわたって土砂が県道を覆いつくし通行止めになっていました。この道路は中尾地区住民の主要生活道になっていて、土砂崩れ個所を迂回すれば30分以上時間がかかっていました。そのため総社市では6日の朝から臨時のバスを走らせ子どもたちの通学などをサポートしていました。当初、復旧には10日以上かかる見込みでしたが、地域住民の利便性などを考慮し予定より早く工事が終わり、今朝から片側通行での仮復旧となり、臨時バスの運行もあす(9日)からなくなります。現場には高さおよそ3mの防護柵が設置され、土砂崩れ個所の両脇には土のうが置かれています。現場では土砂崩れを防ぐ金属のネットが突き破られた跡があり土砂崩れの力の大きさを見せています。備中県民局では今後の大雨に備え、警戒を強めることにしています。また、今回の土砂崩れの原因などを調査し再発防止策を検討することにしています。




