新型コロナウイルス感染激増で岡山県が「医療非常事態宣言」を発令しましたが、きょう(21日)も倉敷市で11人、玉野市で2人の感染が発表されました。
きょうの倉敷市在住の11人の感染者のうち3人は倉敷市内6例目のクラスターの高齢者福祉施設での発生です。
内訳はディサービスを利用していた90代の女性1人と80代の女性1人、それに施設の70代の職員女性1人です。
これで6例目のクラスターの陽性者数は54人となりました。
新たに感染が確認された3人の濃厚接触者は同居の家族など合わせて6人です。
また、きょう発表となったそのほかの8人は、いずれも2次感染でした。
これまで陽性が判明した患者の同居の家族や別居の親族、知人で濃厚接触者として検査を受けていました。
年齢は非公表の2人を除いて、80代1人、70代3人、60代と50代の1人でした。
きょう陽性となった11人全員が無症状、もしくは軽症でした。
県の医療非常事態宣言発令を受けて倉敷市保健所の吉岡明彦所長は改めて市民に注意を呼びかけました。
また玉野市では2人の感染が発表されています。
きのう(20日)陽性が発表された50代の自営業の男性の同居の家族の70代男性と、70代女性で濃厚接触者としてPCR検査を受け20日に2人とも陽性が確認されました。
2人とも症状はないそうですが、入院の調整中です。
このほか岡山市で8人、津山市3人、浅口市2人、真庭市2人、備前市1人の感染が発表されました。
これで岡山県内の感染者数はのべ1121人となりました。




