倉敷市立短期大学の学生が、児島警察署や地元のアパレル企業と協力して、地域安全を願うポーチを製作しています。
ポーチを作っているのは、倉敷市立短期大学の服飾美術学科と保育学科からボランティアとして集まった学生9人です。
今回作っているのは、「しじみバッグ」と呼ばれるポーチで、「KOJIMAPOLICE」のロゴがプリントされています。
長い持ち手を短い方に通すと口を縛ることができ、ちょっとした買い物袋にも使うことができます。
ポーチの素材は、児島のアパレル企業「晃立」が提供し、製作の指導にも当たっています。
学生たちは、裏地との繋ぎ目を綺麗に見せることや、バッグの曲線の縫い方に苦労しながらも、1つ1つ丁寧に作業を進めていました。
この取り組みは、高齢化が進む児島地区で地域安全を啓発するポーチを高齢者などが使うことで、事故や特殊詐欺被害を減らそうと企画されました。
ポーチは200個作り、来年1月に開催する「110番の日」のイベントで配布する予定です。




