倉敷市内の小中学生が地域の景観を描いた絵画作品の展示が倉敷市立美術館で開かれています。
木々の緑が映る倉敷川の水面で2羽の白鳥が泳ぐ様子。
「素隠居」から逃げる男の子の姿。
倉敷ならではの美しい景観が目を惹きます。
15回目となる今年は、「私の大好きな町の景観」をテーマに募集が行われました。
折り紙を張り合わせて大原美術館を描いた作品や、何度も色鉛筆を重ねて建物の立体感を出した力作など、個性が光る328点が集まりました。
「倉敷市都市景観絵画展」は、子どもたちに地元の景色に興味を持ってもらい、景観づくりを考えるきっかけにしてもらおうと倉敷市が毎年開催しています。
市長賞を受賞した、倉敷東小学校亀山 結衣さんの作品です。
倉敷美観地区の地酒屋を瓦一枚、一枚、丁寧に描きました。
同じく、市長賞を受賞した北中学校小山 ゆめさんが描いたのは酒津公園の水門です。
白い絵の具で水しぶきを描き、今にも川の音が聞こえてきそうな作品となっています。
「倉敷市都市景観絵画展」は、今月17日(木)まで倉敷市立美術館で開かれています。




