倉敷市児島の野﨑家旧宅で丑年の新年にまつわる作品やカレンダーに使った焼き物の展示が開かれています。
野﨑家旧宅では、毎年新年のカレンダーに使った作品や正月にまつわる作品を展示する企画展を行っています。
今年は、令和3年のカレンダーに使われた陶磁器などおよそ30点が並びました。
1、2月に使用されたのは、京焼きの富士浮文水指です。
三代清風与平がつくったもので、上部には富士山が浮かび上がっています。
そのほか来年の干支の「丑」の焼き物や、鶴などの縁起物、正月を感じられるものを描いた吉祥画なども展示されました。
こちらの掛け軸は倉敷市出身の衣笠豪谷の「牧牛図」です。
三頭の牛が描かれています。
訪れた人は、一足早く新しい年の始まりを感じていました。
カレンダーは一部1200円(税込)で受付で販売しています。
企画展「丑と新年を祝う」は野﨑家旧宅で来年1月31日まで開かれています。




