きょう(4日)から人権週間が始まりました。
これに合わせて倉敷市立美術館には、市内の小中学生が人権について考えて作ったポスターが展示されています。
「思いやる心もつなげたい」。
SNSでの誹謗中傷が大きな問題となる中、「心」をつなぐツールとして使いたいという強い想いが表現されています。
倉敷市では毎年、市内の小中学生から人権について考えたポスターを募集しています。
今年は354点の応募があり、倉敷市立美術館には最優秀賞と優秀賞に選ばれた作品が並びました。
国連では、2度の世界大戦により深刻な人権侵害が行われたことを反省し、昭和23年12月10日、「世界人権宣言」を採択しました。
その後12月10日を「人権デー」とし、12月4日から1週間を人権週間と定めました。
会場には、LGBTや人種差別、誹謗中傷などのない多様性を認める世界を表現したイラストやメッセージが書かれた作品が並んでいます。
最優秀賞に選ばれたのはご覧の児童・生徒です。
なお、入選作品については、各中学校区の公民館などに展示されていていずれも今月10日までとなっています。




