倉敷ライオンズクラブが真備中学校で薬物乱用防止教室を開きました。
倉敷ライオンズクラブは、4年前から市内の小学校で薬物乱用の危険性を訴える教室を開いています。
今回、初めて中学生を対象に行いました。
真備中学校で開かれた教室では、3密を避けるため3年生は体育館で対面方式、1・2年生は各教室で校内放送を通じて学びました。
倉敷ライオンズクラブのメンバーで倉敷駅前診療所の木曽 昭光 院長が講師を務め、薬物の恐ろしさを説明しました。
近年、薬物の不正使用の低年齢化が進んでいて、令和元年では大麻による10代、20代の逮捕者が全体の半数以上を占めています。
若年層の薬物使用の増加にはインターネット上にある間違った情報を信じて薬物に手を出すケースや、SNSを通じた薬物の売買が急増していることが背景にあります。
木曽院長は、「薬物を勧められても、最初に断る勇気を持つことが大切」と訴え、「甘い言葉や誘惑に負けないように」と話しました。
倉敷ライオンズクラブでは、今後も多くの子どもたちに薬物の怖さを伝える活動を続けたいとしています。




