新分野への参入を後押しする総社市で、自動車部品メーカーによる医療機器メーカーへの納品が実現することになり、両社と市でパートナーシップを締結しました。
締結式には、自動車部品メーカーヒルタ工業の晝田眞三会長と埼玉県に本社を置く医療機器メーカー三幸製作所の金坂良一社長、そして総社市の片岡聡一市長が出席しました。
総社市は、コロナの影響を受けている中小企業へ、新分野へのチャレンジを応援する補助金をつくり寄付しています。
この補助金で、ヒルタ工業が自動車部品の製造技術を生かした医療機器部品の試作品開発を行い、医療機器メーカーの三幸製作所へ納品することが決まりました。
製造した医療機器部品は、患者に酸素を送り込む時に圧力を下げるための機器のベースとカバーの部分です。
総社市長の仲介で今年7月から試作を始め新分野への参入が決まりました。
式では、3人が署名を交わし、新たな産業の発展・振興につなげていくため、パートナーシップを締結しました。
ヒルタ工業が作った医療部品は12月中に三幸製作所へ納品される予定です。




