倉敷成人病センターは、ドローン運用会社と協力し、医薬品を運搬する検証を行いました。
医薬品を載せたドローンが目的地に無事到着しました。
この検証では、スタート地点のライフタウンまびから南へ井原鉄道を越えておよそ400メートル離れたまきび支援学校まで重さ10グラムの錠剤を運搬できるかを確かめました。
使われたのは縦・横およそ50センチ重さは1キロの小型のドローンです。
電車や車、通行人などが飛行経路の下にいないか安全を確かめたあと出発したドローンはおよそ2分で目的地に到着。
今回の検証では、安全かつ正確に目的地にたどり着けることや運搬した物資に異常がなかったことなどが確認されました。
今回、倉敷成人病センターと共に検証を行ったドローンビジネスラボラトリー通称「ディーラボ」は倉敷市や警察署などと防災協定を結んでいて倉敷成人病センターとも去年、同様の協定を結んでいます。
ディーラボでは、これまでドローンを活用した行方不明者の捜索などを行っていて、今回初めて物資の運搬を試験的に実施しました。
ディーラボでは今後も検証を重ね、運搬できる量や距離を増やしていく方針です。




