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コロナ禍に生まれた作品並ぶ 岡本 悍久展

元倉敷市立美術館館長で洋画家の岡本悍久さんによる作品展がカフェ&ギャラリー「青い鳥」で開催されています。

会場には岡本さんが新型コロナによる外出自粛期間中に作り上げた作品22点が展示されています。
岡本さんは自粛期間中、未知のウイルスに対する恐怖心やウイルスの終息祈願などの思いを作品で表現してきました。
作品ではコロナウイルスを抽象的に表現した「輪っか」が多く取り入れられています。
こちらの作品は、岡本さんが新型コロナをテーマに最初に作り上げた作品で、題名は「環(わ)」。
暗い背景にぼんやりと浮かび上がる金色の輪っかは突然現れたウイルスの不気味さを表現しています。
また、こちらの作品では猛威を振るうウイルスとそれに立ち向かう人々を 抽象的に描いています。
不気味さが際立つ背景は、銀箔を硫黄で焼き作り上げたもので立ち向かう人々を表す下から延びる線は木の皮を裂いて並べています。
この他にも様々な表現方法を用いて作り上げた作品を楽しむことができます。
岡本悍久展はカフェ&ギャラリー「青い鳥」で今月29日まで開かれています。

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  • 放送日:2020/11/24(火)
  • 担当者:土岐和也
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