倉敷の特産品のひとつイ草について学ぶ吉備の国ジュニア歴史スクールが倉敷市内で開かれました。
吉備の国ジュニア歴史スクールは岡山県立博物館が、県内の小学生を対象に文化財や博物館への理解を深めようと、去年から開催しています。今回のイ草を学ぶコースでは、イ草の栽培について話を聞いたりイ草製品を作る機械を実際に見学しました。久米南町の小学5年生を迎えたのは、西阿知地区でイ草製品の生産者などでつくる備中西阿知花筵の皆さんです。見学ではかつてこの地域が全国に誇るイ草製品の産地だったことや製品が出来上がるまでの工程など子ども達に分かりやすく説明していました。きょうは西阿知公民館のほか錦莞莚の発明で知られる磯崎眠亀の記念館と倉敷市の栗坂地区でイ草栽培に取り組む農家の見学も行われました。




