倉敷市在住の美術作家若山侑さんのエッチング展が美観地区のカフェギャラリーで開かれています。
会場には、エッチング作品16点が並んでいます。
若山侑さんは、京都生まれで、小学校2年生の時に現在の浅口市金光町に転入しました。
40歳の頃から日本画や染物、彫刻などの様々な美術活動に取り組み、エッチングを始めたのは50歳の頃からです。
描いている建物や風景の多くはヨーロッパなどを旅行して見た景色です。
こちらの作品は、念願のかつてシルクロードで繁栄した中央アジアを訪れた時の市場の様子です。
着物の柄に惹かれて描いたそうです。
こちらの「十里池」は子どもの頃、金光から沙美海岸へ歩いて向かう途中にあった池で、怖い雰囲気から当時カッパがでると思っていたのを表現しています。
現在若山さんはエッチングを辞めていますが日本画や焼き物の制作に日々励んでいるそうです。
ギャラリーには若山さんの友人が訪れ若山さんの作品に囲まれながら楽しい時間を過ごしていました。
若山侑エッチング展はカフェ&ギャラリー青い鳥で11月22日(日)まで開かれています。




