倉敷市のまちづくりの基本的な方針となる新たな「総合計画」の策定に向け、市は出来上がった素案の概要を市民へ説明しました。
倉敷市では、市の将来像とその実現に向けた施策を示す総合計画を10年ごとに作成しています。
平成13年に策定した第六次総合計画が今年度で満了するため、倉敷市では去年11月から有識者や市民など35人で審議会を立ち上げ、総合計画の素案をまとめました。
総合計画についての説明会は、市内5つの地区で開かれ、概要について担当者が説明しました。
計画案では中期目標として令和7年の目標人口を48万人、20年後の令和27年には45万9千人程度としています。
人口減少のスピードを遅らせるとともに、活力ある地域の維持をめざす地方創生に取り組む方針を子育て・教育、文化・産業など5つの基本構想として示しています。
倉敷市では策定された総合計画について広く市民に知ってもらい、特に将来の倉敷を担う若い世代に理解を求めたいとしています。
素案は、来月21日に開かれる審議会で最終的に取りまとめ、年内に答申される予定です。




