去年11月に亡くなった総社市の切り絵作家堀本利子さんの遺作展が開かれています。
遺作展は、去年の11月にこの世を去った堀本 利子さんの作品を多くの人に見てもらおうと、「きりえの会吉備路」が主催したものです。
堀本さんは総社市出身で、昭和62年から切り絵作家としての勉強を始め、平成15年に、総社市で切り絵講座を開講し講師として活躍しました。
会場には、平成13年以降の遺作の中から備中国分寺など岡山県内の風景を描いた作品を中心に展示しています。
「雪の醍醐桜」と題した作品は、真庭市の雄大な醍醐桜と降り出した雪の風景の美しさを描いています。
こちらの作品は堀本さんが亡くなる前の最後のものです。
「ふる里」という題名で、故郷・総社市の作山古墳を描いています。
訪れた人は作品をじっくりと見ながら堀本さんを偲んでいました。
堀本利子「きりえ」遺作展は総社市民ギャラリーで11月15日(日)まで開かれています。




