倉敷本染手織会が手仕事で作った作品の展示会が倉敷民藝館で開かれています。
倉敷本染手織会は、外村吉之介・初代倉敷民藝館館長が民芸運動の一環として昭和28年に設立した倉敷本染手織研究所の卒業生でつくる会です。
代々受け継がれてきた手織の技術を継承しながら飽きのこない、長く使える丈夫なものを目指した作品づくりを行っています。
会場には敷物やマフラー、袋物などの作品およそ800点が展示されました。
作品は、木綿やウールなどの自然素材を紡いだ糸を藍やベンガラなど植物染料で染めていて、深く落ち着いた、味わいのある色味が感じられます。
椅子に敷く倉敷ノッティングは、ノッティング織という技法を使っていて、毛足が長くフカフカとした肌触りが特徴です。
倉敷本染手織会作品展は倉敷民藝館で、11月15日(日)まで開かれています。




