今に残る吉備路の魅力を再発見する講演会が総社市で開かれました。
この講演会は総社商工会議所や総社市など官民あわせておよそ20団体が所属する「県立博物館を誘致する会」が主催しているものです。毎年、吉備路にゆかりのある著名な講師を招いて吉備路の歴史の流れや今に残る魅力を再発見し、まちづくりへ活かすことを目的に開催しています。今回は岡山大学大学院社会文化科学研究科の今津(いまづ)勝(かつ)紀(のり)・教授がさまざまな史料から
吉備路の歴史を読み解いていきました。
今から1500年以上前の古墳時代、キビ政権とヤマト王権との間で大きな内乱が勃発した「吉備の反乱」が日本書紀に伝えられていることや、雑穀の「黍(きび)」が奈良時代、「きみ」と言われていたことなどをわかりやすく説明していました。
参加者はメモを取るなどして真剣に話を聞いていました。
終わり♯




