豊かな暮らしをテーマにしたイベントが、倉敷市の古民家で開かれています。
このイベントは、明治21年に建てられた倉敷市酒津の古民家・旧原田邸が会場となっています。
地域のまちづくり活動を行う「暮らしき編集部」が、ものの消費ばかりになっている暮らしの中で、大切なものを長く使い続けることを提案しようと企画しました。
会場には、世代を超えて使える質の高い家具や小物が並びます。
1階には、倉敷本染手織研究所の民芸を代表する手仕事「倉敷ノッティング」の座布団などおよそ60点が展示販売されています。
毛足の長いノッティングの技法で織られた座布団はこれからの時期にぴったりの1点ものです。
そして、倉敷市真備町の竹家具メーカー「テオリ」の竹の質感やしなやかさを生かした家具も並び、テーブルやリクライニングチェアなどを実際に触ったり座ったりして試すことができます。
さらに、「テオリ」のテーブルやお盆を使って、三宅商店カフェ工房の秋を感じるオリジナルスイーツを堪能することも出来ます。
会場全体で豊かな暮らしを感じることで来場者にとって生活をより良くするためのヒントが得られることを目指します。
「秋の暮らしき展2020」は、あす(8日)も午前10時から午後4時まで開かれています。




