倉敷市児島の倉敷ファッションセンターは、繊維産業において高い技能を持つ人を認定する「繊維マイスター制度」を創設しました。
今年、認定式が初めて行われ、縫製やジーンズ加工などに優れた21人が選ばれました。
先月29日に行われた認定式には、倉敷ファッションセンターの河合秀文社長を始め関係者およそ40人が参加しました。
この制度は、県内の繊維企業で働く人を対象としていて、縫製などの技能検定の資格を持つことや、品質改善、技術開発に取り組んだことなど中心に審査しました。
ものづくりの高い技能だけでなく、技術を伝えていく力も持っているマイスターとして、菅公学生服の岡谷元幸さんやセロリーの狩山智美さんなど7人が選ばれています。
また、セミマイスターには、倉敷児島のジーンズメーカーベティスミスの米田沙綾さんなど14人が選ばれました。
倉敷ファッションセンターは、高い技能を持つ繊維マイスターを認定することで、地域の繊維産業を支える技術の向上と継承を目指します。
倉敷ファッションセンターは、来年以降も繊維マイスタ―を募集し、認定者を増やしていきたい考えです。




