倉敷市二子のノートルダム清心学園では、学校創立記念として中学・高校の全校生徒が巨大壁画を制作しました。
ノートルダム清心学園は、岡山市で最も古い女学校として1886年に創立しました。
カトリックの理念に基づいたミッションスクールで、1964年に倉敷市二子に移転し、来年で135周年を迎えます。
例年、創立記念行事としてミサや講演会を開いていましたが、今年は新型コロナの影響で開催を見送りました。
そこで創立135周年に向け、新しい形の記念行事を行おうと、教職員と、生徒会組織のND委員会が中心となって、壁画の制作を企画しました。
壁画は、中学・高校の全校生徒720人が参加し、クラスごとに作成。
フランスのノートルダム学園の創始者である聖ジュリー・ビリアートの生涯とその精神を受け継ぐ活動の様子を手形アート26枚で作成します。
体育祭の中止や、文化祭の縮小など新型コロナの影響で全校生徒が一丸となる学校行事の機会が少なかった今年。生徒たちは全校あげての取り組みを楽しみながら作品を仕上げていました。
出来上がった手形アート作品は、ヒマワリの形になるようビニールシートに張り付けていきます。
そして、いよいよ完成。新型コロナ終息の願いも込められた縦15メートル、横15メートルの巨大壁画が校舎に飾られました。




