おととしの西日本豪雨災害で被災し、来年1月の再開を目指す真備図書館へ「真備図書館を応援する会」などは、大型パネルを贈ることを企画しています。
きょう(31日)は、地域住民が参加してパネルの下絵に飾りつけを行いました。
パネルの下絵には、「マビ・バード」と名付けられた鳥が、小田川から飛び立つ様子が描かれています。
この下絵は、倉敷市在住の現代アート作家で、放課後等デイサービス「ホハル」の代表を務める滝沢達史さんが、「ホハル」に通う児童と描きました。
きょう(31日)は、真備公民館に地域住民が集まり、パネルの完成に向けて「マビ・バード」の下絵に飾りつけを始めました。
飾りには、真備町で採れたおよそ30種類の木の実や枝などが使われています。
ドングリやオナモミなどなじみのあるものから、環境省が準絶滅危惧種に指定する「タコノアシ」など様々な植物が、「倉敷市立自然史博物館 友の会」などの協力によって集められました。
参加した人は、たくさんの植物の中から好きなものを選び、思い思いに飾りつけを楽しんでいました。
パネルの制作を企画した「真備図書館を応援する会」は、地域住民たちと真備町の植物を使った作品づくりを進めていき地域の暖かさが詰まったパネルを図書館再開の記念に贈ることを目指します。
「マビ・バード」の飾り付けは、あす(11月1日)も行われます。
午前9時から正午まで、誰でも自由な時間に参加することが出来ます。




