倉敷市の南中学校は、中止となった沖縄への修学旅行に代わる行事として、旅先で交流する予定だった糸満中学校の生徒へ向けてビデオレターを制作しています。
南中学校では、5月に予定していた沖縄への修学旅行が延期の末、中止となりました。
修学旅行では、3年生の生徒が去年から交流を続けてきた糸満中学校の生徒と一緒に平和学習をする予定でした。
修学旅行の中止を受け、代替行事として、糸満中学校へビデオレターを制作し、合唱やメッセージを届ける取り組みを始めています。
この日は、3年生およそ340人が廊下に並び『HEIWAの鐘』と『あすという日が』の2曲の合唱を収録しました。
週1回の音楽の授業という少ない時間の中で、ビデオレター制作に向けて練習を重ねてきました。
また廊下の中心には、生徒たちが休憩時間を使って制作した沖縄県のシンボル・首里城の再建を願うモザイクアートが飾られています。
心を込めて作り上げた合唱やモザイクアート、メッセージなどを通して現地での交流が叶わなかった糸満中学校へ思いを届けます。
ビデオレターは、今年中に糸満中学校へ届ける予定です。
今回のビデオレターは、保護者も生徒たちの頑張る姿を見られるよう、来月の懇談などに合わせて上映や写真の掲示を行うということです。




