きょう(28日)、新型コロナウイルスに倉敷市1人、総社市1人の感染が確認されたとの発表がありました。
倉敷市によると、市内在住の40代男性1人の陽性が判明しました。
倉敷市での感染者はおよそ1カ月ぶり25例目になります。
40代男性は23日はマスクを着用して仕事をし24日から26日まで主に自宅で過ごしていましたが、25日に鼻汁がでて、翌26日には熱が出たため市内の医療機関を受診しPCR検査を受けました。
27日に陽性が判明し、現在は平熱で症状もないことから宿泊療養施設に入っています。
県外訪問では、今月16日に茨城県へ日帰り出張しています。
現在まで分かっている濃厚接触者は同居の家族4人と職場の関係者4人です。
続きまして総社市です。
岡山県は、クラスターが発生した総社市の高齢者施設グループホーム吉備の里で感染した職員と同居家族の20代男性の陽性が判明したと発表しました。
20代男性は、陽性だった介護従事者の40代女性の濃厚接触者として1回目の検査では陰性でしたが、再検査の結果27日に陽性が確認されました。
クラスターが発生した高齢者施設の感染者は入所者6人と介護従事者4人ですが、初めて2次感染となりました。
総社市ではクラスターが家族に広がったことを受け緊急の記者会見を開き、今後の対応を発表しました。
まずグループホーム吉備の里の関係者で陰性になっている人を検査などで引き続き注意深く見守るとしました。
対策として、 市中感染を防ぐ、市内189の施設や事業所を守ることを大きな柱にきょう付で総社市介護保険関係施設事業所ネットワークを発足させました。
市内189の施設・事業所を組織化して、情報共有しながら、守りあっていこうというものです。
次に11月5日には施設・事業所に対して具体的なコロナ防御策の研修を行います。
また今月30日にはコミュニティ協議会など市内の各団体を集めて連絡協議会を開き市中感染を防ぐ対策やコロナ差別を防ぐ対策を協議します。




