「一杯で満足できるコーヒー」を追求して、玉野市の男性が新たな憩いの場をオープンしています。
玉野市滝のバス停・永井駅から歩いてすぐのこちらの工場だった建物が9月20日にオープンしたばかりの喫茶店・珈琲学舎です。
珈琲は現在11種類。
注文が入ってからオーナーの森本雄太さんがペーパードリップで一杯ずつ丁寧に淹れています。
広々とした空間の店内ではおよそ3000冊の小説や漫画を自由に読むことができて窓から見える田園風景を眺めながらゆったりとした時間を過ごせます。
席には電源も設置されているためパソコン作業などにもピッタリです。
森本さんはコーヒー会社で営業マンとして20年ほど勤務していました。
その後転職し、60歳で郵便配達員を定年になったのを機に自分の喫茶店を持ちたいと8年がかりで準備を進めてきました。
自宅の元工場を改装した店内には森本さん手作りの机や椅子、棚が並べられています。
壁には地元の森本恵子さんが描いた油彩画などが展示されていて今後はギャラリーとしても活用していく予定です。
オープンから1カ月…口コミはあっという間に広がり、店には賑わいが…。
コーヒーは一杯400円からで手作りのケーキやモーニングも提供しています。
新たなスタートをきった森本さんはオープン後、地域の人たちとの繋がりを改めて感じたといいます。




