倉敷市真備町坪田地区の公会堂「プラザ坪田」の復旧工事が終わり記念式が行われました。
坪田地区は西日本豪雨で小田川の堤防が決壊し4人が犠牲となりました。
サロン活動など地域の集会場として利用していた「プラザ坪田」は5メートル30センチ浸水し平屋の建物は完全に浸かりました。
復旧工事は今年の6月下旬から始まり、9月末に完成しました。
記念式には坪田町内会の守屋貞男会長や倉敷市の伊東香織市長はじめ、地域住民およそ40人が参加しました。
守屋会長は、「今までやってこられたのはみなさんの力添えがあったから」と話し、工事に協力した人や団体に感謝状を贈りました。
坪田地区では被災後、仮設住宅などで暮らしていた世帯のほとんどが戻ってきていて、住民の交流拠点の完成を待ち望んでいました。
伊東市長は、坪田地区の公会堂の復旧は真備全体の復興の大きな象徴にもなると話しました。
プラザ坪田では11月からサロン活動を再開し、今後も地域の集会所として活用していく予定です。




