倉敷市の切り絵作家辻さんの個展が倉敷市のギャラリーで行われています。
7センチ四方の額に表現されたチョウ。
こちらは細い所で0.1ミリほどの線で作り上げられたハチです。
これらは1枚の紙から生み出された切り絵です。
倉敷市立美術館の南にあるアートギャラリー「ビョルン」ではじまった切り絵作家辻さんの個展です。
辻さんは倉敷市在住の26歳の作家で昆虫や鳥などの生き物を中心に表現した切り絵作品を作り出しています。
今回の個展では「標本」をテーマに1年間かけて制作した50点の作品を展示しています。
虫の羽などは細い所で0.1ミリほどの線で繊細に切り抜かれていて1枚の紙から作られたとは思えないような仕上がりです。
今回、1枚の紙からよりリアリティアーを追い求める中で黒色の紙の表面を半分ほど削り下地の白色を出す技法に挑戦しました。
コントラストを活かしより繊細な作品へとなっています。
切り絵作家辻さんの個展は倉敷市立美術館の南にあるアートギャラリー「ビョルン」で今月31日まで行われています。




