KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

新型コロナの影響で子育て親子が地域の交流の場に足を運びづらい状況が続いています。
こうした中、家庭で抱えるストレスや不安を少しでも取り除いてもらおうと玉野市の子育て支援センターがオリジナルの動画を製作し、配信しています。

布を貼ったボードを舞台に展開する「パネルシアター」という表現方法。
こちらを使ってストーリーや歌遊びなどを配信しているのは玉野市の「玉原地域子育て支援センター」です。
ストーリーや音楽、小道具などすべてオリジナルです。
現在、玉野市内の子育て支援センターでは、新型コロナの影響で園庭開放やイベントなど親子の交流の場の中止が余儀なくされています。
唯一継続している一時保育は新型コロナの感染拡大前で月におよそ１００人が利用していましたが今年４月は１１人まで減少し、現在も通常の半分以下の状況が続いています。
そこで考えたのがＹｏｕｔｕｂｅ配信でした。

毎月１回３本分の動画を撮影し、玉野市が編集と配信作業を協力しています。
月に２本ほどのペースで新作の動画をアップしていて９月に公開された第一弾の再生回数はすでに７００回を超えています。
しかし、保育士のスタッフ４人全員が集まれるのは週１回半日だけ。
限られた時間の中での練習でもそれぞれが楽しみながらアイデアを出し合っています。

動画はＹｏｕｔｕｂｅで「玉野市子育て支援センター」と検索するか玉野市が導入している無料の子育て支援アプリ「母子モ」から視聴することができます。

この動画は来年３月までの配信が決まっていて、それ以降は新型コロナの感染状況を見ながら考えていくということです。