早島町教育委員会は、教育実践研究家の菊池 省三 さんを招き、保育園、幼稚園、小・中学校合同の研修会を開きました。
この研修会は、菊池さんを招いて平成29年から毎年開いています。
菊池さんは、福岡県北九州市で33年間小学校教員を務め、現在は教育実践研究家として全国で講演会などを行っています。
今回、菊池さんは、幼稚園や小学校の授業を参観したあと、小学3年生の学級で国語の授業を行いました。
授業では詩を教材に、児童に詩の切れ目や繰り返しの表現を予想させる中で、児童一人一人の考えを認め、褒め合う言葉を掛けました。
児童が活き活きと学ぶ様子から、参観していた教員にとっても実り多い時間となったようでした。
授業の後には講演会が開かれ、およそ70人の教員が参加しました。
菊池さんは、「学級内のコミュニケーションを育むためには、教員の褒めたり認めたりする声掛けが重要」など『全員参加の授業づくり』について話しました。
菊池さんは、今月10日に倉敷市の倉敷健康福祉プラザで教育講演会を行う予定で、こちらは一般の参加もできるということです。




