今年度の火災警報器配布モデル事業地区に選ばれている倉敷市の大島自主防災会が、町内の高齢者住宅への火災警報器の設置を始めました。
最初に火災警報器を取り付けたのは、大島の小野さん宅です。
この家に住む小野稔さんは93歳。
居間兼寝室となっている部屋に自主防災会のメンバーたちが天井や壁からの距離を測りながら設置場所を検討し取り付け作業にあたりました。
住宅火災の死者は高齢者が多く、離れに住む長男も一安心です。
この日は長男夫婦の住む離れにも火災警報器を設置しました。
大島自主防災のメンバーが、建物の構造から煙の流れを想定しながら早く検知するためにはどこに設置するべきかを説明します。
今回は、火災が起きて煙が吹き上がる2階の階段上に設置しました。
大島町内会は、今年度の火災警報器配布モデル事業地区に選ばれ、火災警報器100個が贈られています。
町内の高齢者や要援護者宅を優先して取り付けを行います。
大島自主防災会は、今後も寄贈された火災警報器の設置を進めていきます。




