玉野市スポーツ振興財団の口座から不正に3880万円余りが引き出された問題で29日、6回目の百条委員会が開かれ、元職員の四宮貴弘証人を喚問して意見聴取が行われました。
6回目の百条委員会で初めての証人喚問になります。
業務上横領罪に問われ現在公判中のスポーツ振興財団・元職員の四宮貴弘 証人が出席しました。
四宮証人は、不正に解約した経緯について、「金庫の鍵とハンコは自分の机の隣にあって、途中からは事務局長が管理していたが、勤務時間中はいつでも金庫は開いていて事務所内の誰でもさわれた」と説明しました。
また、「お金は主に施設の修繕費など財団の未払金の返済のために使い一部を生活費に充てていた」ことも証言しました。
平成26年の証書、残高証明書の監査を免れたことについては前年度のものをコピーして提出したと偽造を認めました。
また、民事訴訟で今年3月に賠償命令の判決がでた3880万円実損の弁済については…
委員の3880万円の毀損についてどのように思っているかという問いに四宮証人は次のように述べました。
業務上横領罪に問われている四宮証人は一審で懲役2年4月の判決を受け、現在、広島高裁へ控訴中です。
百条委員会は、次回10月28日に開かれる予定です。




