KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

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秋の岡山県高校野球は大会２日目のきょうは２回戦６試合が行われベスト８が出揃いました。

倉敷マスカットスタジアムの第１試合では地区予選で玉野光南に勝利して勝ち上がった玉野商工が西大寺と対戦しました。
玉野商工のエース・長谷川は２回から４回にかけて６者連続三振を奪うなど、５回までに９つの三振を奪う力投を見せます。
その長谷川を援護したい玉野商工ですが、西大寺先発の川島の前に７回までノーヒットに抑えられます。
８回にようやく１番・松岡がセンターにはじき返し、チーム初ヒットを記録すると、盗塁と相手エラーで２死ながらランナー３塁のチャンスを迎えます。
このチャンスでバッターは４番の田代。
しかし田代はライトフライに倒れ、先制点を奪うことが出来ません。
試合はこのまま両チームの先発が踏ん張り、延長戦１２回を終えてタイブレークへ突入します。
延長１３回表、玉野商工は先頭の２番・内田が送りバントを絶妙な位置へ転がし、無死満塁とチャンスを広げます。
１死となったあと、４番・田代のショートゴロが相手のエラーとなり、３塁ランナーが生還、ついに先制点を奪います。
さらに、５番・長谷川がレフトオーバーの２塁打、６番・津内がピッチャー強襲のヒットを放つなど、玉野商工はこの回一気に５点をあげます。
玉野商工エースの長谷川は、打たれたヒットはわずか３本、奪った三振は２１個と見事なピッチングで完投勝利。
玉野商工が５対２で西大寺に勝利し、ベスト８入りを果たしました。