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秋の岡山県高校野球大会が開幕しました。
春のセンバツにつながる中国大会の出場権を懸けて、20チームが争います。
大会はきょう26日から10月11日までの6日間、県内3つの球場で行われます。
夏の大会に引き続き、部員と保護者のみ入場を許可。
消毒や客席で距離を保つなど、コロナ対策を取っての開催です。
倉敷マスカットスタジアムの第1試合は、岡山城東と倉敷工業の対戦。
春のセンバツ出場経験があるチーム同士です。
倉敷工業の先発ピッチャーは、背番号10をつけた水田。
序盤から緩急のあるピッチングが冴え、三振を4つ奪う上々の立ち上がりを見せます。
倉工は2回裏、5番・松本がチーム初ヒットで出塁。
難波のデッドボールで2アウト1・2塁と先制のチャンスをつくります。
しかし、続くバッター水田が内野ゴロに倒れ、チャンスを生かせません。
さらに3回裏、城内、岡田のヒットなどで、2アウト満塁と再び先制のチャンス。
ここで5番・松本。初球でした。
「4番バッターをファーボールにしたので、ここはカウントをとりにくる」と松本。
初球を思い切り叩き、3点を先制します。
城東は4回表、2つのフォアボールで2アウト1・2塁と反撃のチャンス。
しかし、倉工の水田が粘りのピッチングでピンチをしのぎました。
倉工は5回に追加点を入れリードを広げます。
ピッチャー水田は最終回まで投げ切り、打たれたヒットは2本、フォアボール2つで、3塁を踏ませないピッチング。
完封勝利で初戦突破を果たしました。
そのほかの結果はご覧のとおりです。
玉島商業は9回裏、3点差をひっくり返してサヨナラ勝ちです。
倉敷商業は接戦をものにして、1回戦を突破しました。
あす27日の試合です。
玉野商工は勢いのある西大寺と対戦します。
倉敷商業は2回戦、岡山東商業とあたります。




