今年創立90周年を迎えた倉敷商工会議所は令和4年の竣工を目指し着手する新しい商工会館の概要を発表しました。
新しく建てられる商工会館は、倉敷市白楽町にある現在の商工会館前の駐車場スペースに建設されます。
建物は鉄骨7階建てで、会議室のほか16のテナントが入居予定となっています。
延床面積はおよそ3100平方メートルです。
現在の商工会館は、昭和46年5月に竣工し、建築から49年が経過しています。
施設の老朽化が進んでいることから、新たに建設することになりました。
新商工会館は、防災・減災機能の強化と高度情報化に対応したものとなります。
7階の会議室は災害時の一時避難場所としての活用を想定していて、倉敷市と協定を締結する予定です。
また、照明や空調などは省エネルギー性能が高いものを使い環境省の支援補助金事業であるZEB=ネット・ゼロ・エネルギー・ビル実証事業に商工会議所として全国ではじめて採択されました。
会見で井上峰一会頭は、「新しい商工会館を地域企業の拠点として、地域経済の発展のために尽力したい」と話しました。
新商工会館は今年10月から着工し、令和4年1月に新会館の完成、その後現在の会館を解体し9月の竣工を予定しています。




