開催中の「春の院展倉敷展」にあわせて日本美術院の作家2人が、倉敷市内の高校で出張授業を行いました。
県立倉敷中央高校で美術を選択する2年生5人を対象に、日本美術院同人の作家清水達三さんと西田俊英さんが特別授業を行いました。二人の作家は、春の院展に出品されている9点の秀作についてその作風や技法などを紹介し日本画の魅力を説きました。また、今回奨励賞を受賞した倉敷芸術科学大学芸術学部准教授の井手康人さんがこの授業の助手を務め、岩絵の具など日本画の画材について紹介しました。授業で生徒の作品を見た二人の作家は、余白の使い方などをアドバイスしていました。日本画の重鎮による特別授業で緊張していた生徒たちでしたが、今後の制作の参考にしようと作家の話に熱心に耳を傾けていました。




