倉敷市真備町の二万小学校で保護者参観日が行われ児童が防災について学習したほか保護者は被災後の子ども達の心のケアについての講演を聞いて学びました。
倉敷市真備町の二万小学校で今月11日保護者参観が行われました。
全学年で防災について学ぶ授業が行われこのうち6年生の教室では台風の接近や大雨などで土砂災害や浸水害の危険性が高まった時に自分自身がとるべき防災行動を時系列で考えるマイタイムラインを作成しました。
担任ー児童は台風や大雨が来る前に準備することや避難するまでにどんな情報を仕入れてどう行動していくかをそれぞれで考えました。
庭にある飛ばされそうなものを物置にしまうや避難する時には携帯を充電しておくなど児童は災害に備えてしっかり考えていました。
二万小学校では家族で防災について考えてもらおうと今回はじめて参観日で防災教育を行いました。
参観日のあとには保護者を対象に兵庫県の震災・学校支援チームEARTHのまとめた動画をつかい被災後の子ども達の心のケアについての講演が行われました。
講演では阪神淡路大震災の時には心のケアが必要な小中学生が災害直後ではなく3年をピークに増加したことが紹介されました。
また被災後周年などの節目に追悼行事への参加や映像を見ることで再びストレス反応がおこることもあるとEARTHのメンバーが話し配慮していく必要性などを伝えました。
子ども達が安心感して過ごすためには親など身近な人が子ども話に耳を傾け気持ちを表現できる関係を日頃から持っておくことが重要とアドバイスをおくりました。
二万小学校では今後、学校だけでなく地域全体で防災について考える機会を作っていきたい考えです。




