KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

倉敷市児島のむかし下津井回船問屋で近くに住む男性の絵画展が開催されています。

鋭い目つきでこちらをにらみつける虎や楽しそうに空を舞う蝶たち。
実はこれらの作品は写生したものではなくすべて作者の想像で描かれています。
むかし下津井回船問屋の蔵ホールには、５０年間趣味で絵を描いてきた大玉一明さんの油絵やペン画など２１点が展示されています。
今年６月、下津井の風景を描いた作品展が好評だったことから大玉さんの作品をより知ってもらおうと今回、２回目の絵画展が開催されました。
こちらのガゼルを追いかけるチーターも大玉さんの想像で描かれたものです。
逃げまどうガゼルの怯えた表情や冷静に見つめるチーターの目つきなど想像で描いたとは思えない作品です。
動物好きの大玉さんは動物たちの生き生きした姿を形にしたいと考え、自分のイメージで迫力を生み出す描き方を始めました。
また、人物画を描くのにも大玉さんの想像力が。
こちらの作品は有名人が下津井を訪れたらと自分でストーリーを考え、背景には瀬戸大橋や瀬戸内海に浮かぶ島々が描かれています。
その他にも、すべてボールペンのみで書き上げたペン画や、大玉さんが鷲羽山で撮影した写真をもとに描いたミサゴなど大玉さんの５０年間の歴史を味わうことができます。
第二回大玉一明絵画展はむかし下津井回船問屋で９月３０日まで開催されています。