海や川での本格的なレジャーシーズンを迎え、倉敷市消防局は若手職員などを対象に溺れている人を救助する講習会を開きました。
講習会には主に20代の若手消防職員や、水島海上保安部などからおよそ70人が参加し、溺れている人を安全で確実に助ける方法を訓練しました。倉敷市消防局には去年17件の水難救助の依頼があり、そのうち4人が死亡、重症1人となっています。救助するときに重要なことは溺れている人の呼吸をすぐに確保することと、相手との距離をとることです。安易に飛び込んで救助に向かうのは大きな危険を伴います。ゴミ袋やペットボトルを使っても十分な浮力を確保できることから、これらの身近にあるものを使っての救助方法が説明されました。講習会ではこの他、服を着た状態での安全な泳ぎ方などが説明されました。倉敷市消防局では、この講習会を7月7日にも開く予定です。




