倉敷市は学校長を対象に新型コロナウイルス研修会を開き児童や生徒の健康と学校での感染対策について学びました。
研修には、倉敷の市立小、中、高校、特別支援学校の校長95人が参加しました。
2学期が始まるのを前に新型コロナの知識や対応について学んでもらおうと開かれました。
講師を務めたのは、倉敷中央病院感染症科の上山伸也医師です。
講義では、子どもの感染者数は世界的に見て少ないことや重症化する頻度が低いことを挙げました。
今年の6月から7月末までの国内での児童生徒の感染状況を振り返り、学校内感染はわずかで多くは家庭内感染であることから守るべきは高齢者や基礎疾患のある成人だと話しました。
学校での感染対策としては、学校閉鎖はデメリットが多く、体調が悪ければ休める環境づくりが大切だと示しました。
また、給食はこれまで通り当番は手を消毒し、マスクを着用して行い、体育は、サッカーや柔道など高頻度に接触プレーのあるスポーツは控えるなどの具体策を示しました。
倉敷の市立小、中、高校と、特別支援学校の始業式は、8月24から26日までに行われます。




