倉敷市茶屋町にある老舗花ござメーカーの作品が通常の半額ほどの値段で展示販売されています。
2畳で2万円から3万円など、ほとんどの作品が通常の半額に。
倉敷市茶屋町にある江戸時代創業の老舗「沖宗」が製作した高品質なイ草作品およそ50点が破格値で販売されています。
熊本県八代産のイ草のみを使って染色やコーティングなど化学的な処理を一切せずに作られている花ござです。
イ草本来の滑らかな肌触りと香りが気分をリラックスさせてくれます。
製作する「沖宗」はナットウキナーゼの発見で知られる倉敷芸科大の須見教授などと共同研究し、「イ草の香りに血栓症予防などの効能がある」という発表もしています。
イ草の香りは3~4年続き目が細かいため耐久性にも優れています。
現在は11代目の溝手社長がすべての工程をひとりで手掛けていて年間2~300畳ほどを製作しています。
市販されていない作品にも関わらず今回の値段設定にしたのには地元の人たちに親しみを持ってもらいたいという強い想いがありました。
花ござの老舗「沖宗」の展示販売は9月末まで行われています。




