総社市立神在小学校の5年生が、先週田植えをした田んぼに合鴨を放しました。
合鴨が放されたのは有機無農薬栽培に取り組んでいる「富原合鴨の会」が所有するたんぼ20アールです。この田んぼは神在小学校の5年生が借り受け、総合学習に使っています。きょうは児童およそ40人が、ふ化から10日たった可愛らしい合鴨のヒナを稲が立派に育ちますようにと願いながらたんぼの中へ放していきました。農薬散布の必要がない合鴨農法は合鴨が草を食べたり、水かきで根から抜くほか、合鴨が動き回ることで田んぼの水に酸素が多く供給されるなど、自然の力を利用した有機農法として全国で取り組まれています。神在小学校では5年生の総合学習として7年前からこの合鴨農法に取り組んでいて今後は、登下校のときなどに稲と合鴨の成長を見守っていきます。神在小学校の児童が見守る田んぼでの稲刈りは10月の予定です。




