水島臨海鉄道は今年で設立50周年を迎え、きょう(8日)から記念グッズの販売を始めました。駅には待ちわびた鉄道ファンが販売前から列を作っていました。
けさ5時ごろの倉敷市駅です。
まだあたりが薄暗いなか、記念グッズを買うために多くのファンが集まっていました。今回販売されたグッズは、改札ばさみと入場券セット、ピンバッジセットの3種類です。1996年ごろまで改札口で使われていたものを復刻した「改札ばさみ」は、切符を切ると水島臨海鉄道の頭文字「M」の切り込みが現れます。
入場券セットには、平成29年に廃駅となった西埠頭駅など現在は使われていない4つの駅を含む16枚の切符が入っていて50年の歴史を感じることが出来ます。密集を避けるために予定より30分ほど早い午前5時半過ぎから販売が始まり、ファンたちは次々とグッズを買っていました。
また、水島臨海鉄道は記念グッズの販売に加えて、きょうから「エアーGoToトラベルキャンペーン」を始めています。
現金書留で乗車券や回数券などの切符を購入すると、水島臨海鉄道のステッカーや50周年記念のノートなどの特典が付いてきます。
このキャンペーンは、新型コロナの感染が拡大する中でも旅行気分を楽しんでもらおうと企画されました。緊急事態宣言で自粛が続いていた5月ごろにも同様のキャンペーンが行われ、好評だったことから第二弾が決まりました。
50周年記念グッズは、それぞれなくなり次第販売終了となります。
「エアーGoToトラベルキャンペーン」は、8月31日の消印有効で受け付ける予定です。
「エアーGoToトラベルキャンペーン」の切符はさまざまな種類のものがあるということなんですが、このうち入場券は駅員が実際に券売機で買って入場したものが届くそうです。
実際に使われた切符だと、旅行気分がより高まりますね。




