玉野市で第17回農業探検隊が行われ、市民たちがナスの収穫を体験しました。
これは、地元の特産品がどのようにして作られているかを市民に知ってもらおうと玉野市新農業経営者クラブが年に2回開いているものです。冬には、バラや洋ラン、そして夏にはナスの栽培農家を訪れています。この日は、玉野市民21人が参加。ナスの選果場を訪れた後、実際にビニールハウスに入り、剪定バサミを使って収穫を体験しました。この地区では、50年程前から千両ナスの栽培が始まり、現在ではおよそ130軒の農家が30ha程の畑で栽培しています。ポピュラーな長ナスと比べると長さは10センチ前後と小ぶりですが、形が丸く整っていることから主に業務用として京阪神の漬物屋や料亭などに出荷されています。収穫体験に訪れた人はビニールハウスの中の暑さにも負けず、袋いっぱいにナスを収穫していました。




