総社市北部の池田地区で地域住民が町おこしの一環として手作り弁当を販売しています。
総社市槙谷の空家をリフォームしたキッチンで、朝から弁当作りが行われています。
弁当を作っているのは「池田地区小道の駅」のスタッフでつくられた「キッチンクラブ」のメンバーです。
「池田地区小道の駅」は、スーパーなどがほとんどない池田地区で、地域の農産物などを販売し住民が集える場をつくろうと2017年の5月に市の助成金を受けて整備されました。
店内では、新鮮な野菜や米などのほか雑貨も販売しています。
利用客からの要望を受けて7月から毎週土曜日に手作り弁当の販売を始めました。
キッチンでは毎週6人程度のメンバーが手分けして弁当を作っています。
献立も自分たちで決めていて、この日はからあげや卵焼きなどを手際よく作っていました。
最初は30個ほどでしたが徐々に数を増やしこの日は45個の弁当が店頭に並びました。
そのうち半分以上は予約が入っていて午前中からたくさんの人が買い求めていました。
オープンから4年目となった小道の駅はこの弁当販売をきっかけにさらなる地域活性化につなげたいとしています。
「池田地区小道の駅」の手作り弁当は、毎週土曜日の販売で、水曜日まで予約を受け付けています。
お弁当の食材のうち、野菜や米などは小道の駅で買った地元産のものをなるべく使っているということなんです。
お弁当の価格は300円から400円程度。
次回のメニューは山菜おこわということです。




