高齢者を狙った特殊詐欺が多発しています。
倉敷警察署は詐欺被害から高齢者を守ろうとカードケースを作り啓発活動を行っています。
カードケースには「だまされないで!カードを人に渡さない」と書かれています。
岡山県では特殊詐欺による被害額が6月末時点で3億480万円、倉敷警察署管内でも判明しているだけで11件、およそ2300万円の被害が出ています。
特殊詐欺の多くがキャッシュカードをだまし取るもので、近頃は特別給付金の代行を行うといった新型コロナに絡めた手口も出てきています。
倉敷警察署はカードケースを見ることで高齢者に一歩立ち止まってもらおうとこのケースを作成しました。
ケースは警察官の高齢者の家への巡回連絡の際に渡していきます。
今日は完成したケースと特殊詐欺防止を呼び掛けるチラシを持って阿知交番管内の家庭を訪問しました。
今後は倉敷警察署管内の各交番で家庭を訪問しながら、作成したケース1000個を配布していくということです。




