倉敷・総社・玉野・早島・岡山その他の地域情報をお届け

KCTニュース

月~木/17:00~17:30 他

月~木/17:00~17:30 他

倉敷市児島・鴻八幡宮 夏の大祓で疫病除去へ

東京ではきょう(15日)、新型コロナの警戒レベルが最高に引き上げられるなど油断できない状況が続いています。
倉敷市児島の鴻八幡宮では新型コロナの収束や人々の健康を願って、例年と違う対応がされています。

1300年以上の歴史をもつ倉敷市児島の鴻八幡宮です。
新型コロナの感染拡大を防止するため境内や拝殿では人と接触せずに参拝できるよう徹底されています。

その対策のひとつが「茅の輪くぐり」の設置を半月間に伸ばしたことです。
この時期、全国の神社には「茅」を編んでつくられた大きな「茅の輪」が登場します。
夏を越す前にこの輪をくぐれば心身ともに綺麗になって悪霊や疫病を退散する効果があるとされています。
昔の夏は暑さで体力が落ち、疫病の流行が恐れられていたためです。
初めて半月間の設置を行った鴻八幡宮には、きのうまでに多くの参拝者がお祓いを受けに訪れています。
最終日のきょうも参拝者が次々と訪れ、健康を願っていました。

ところで皆さん、「茅の輪くぐり」の正しい作法をご存知でしょうか。
まず正面でお辞儀をして左足で茅の輪をまたぎ、左回りで正面に戻ります。
次は同じように右回り、最後にもう一度左回りと8の字に潜り抜け、正面に戻って参拝します。
続いてはこちらの形代についてです。
日ごろの生活で身についた罪や穢れを人形に移し、お祓いを受けます。
名前と生まれ年を書いて悪いものを移すイメージで体を撫でます。
最後に、息を深く吹きかけて終わりです。
形代を納めて新型コロナの収束を願いました。
こちらには自宅の玄関などに掲げるための「茅」が置かれていて、その場で小さな「茅の輪」を作る人の姿もありました。

また、新型コロナが収束するまでの間「茅の輪護符」の販売も行われています。
大祓は役員など4~5人できょうの夜10時に行われます。

なお、鴻八幡宮の秋の例大祭の開催については今月下旬に協議される予定です。

KCTニュース動画

ご迷惑をおかけいたします。現在、混み合っています。(KCT-Net非会員様:こちらの動画は会員専用のサービスです)
  • 放送日:2020/07/15(水)
  • 担当者:小西陶子
おすすめ記事
親子と楽しい時間を ママ友パネルシアター奮闘中
みんなの思いを乗せて甦れ!貴重な国鉄車両

Copyright (C) KCT Co.,Ltd. All Rights Reserved.

JASRAC許諾番号:5770546002C21040